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上司への報告が苦手な人のためのPREPテンプレート|そのまま使える型と例文

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上司への報告が苦手な人のためのPREPテンプレート|そのまま使える型と例文

「報告して」と言われると、つい話が長くなり、上司から「で、結論は?」と返されてしまう——。そんな経験で、報告が苦手だと感じている方は少なくありません。

報告が苦手なのは、話す力が足りないからではありません。多くの場合、話す順番が決まっていないだけです。順番の型を1つ持っておくだけで、報告はぐっと伝わりやすくなります。

この記事では、ビジネスの説明でよく使われる「PREP(プレップ)」という型を使って、そのまま穴を埋めれば報告文になるテンプレートを紹介します。例文と、ありがちな失敗の直し方もつけました。

この記事でわかること:

  • 報告が伝わりにくくなる、いちばんの原因
  • 「結論から話す」を型にしたPREPの4つの要素
  • そのまま使える報告テンプレート(穴埋め式)
  • ビフォーアフターの例文
  • ChatGPTで報告を短く整える練習法

結論:報告は「結論→理由→具体例→結論」の順に話すと伝わる

先に結論です。報告が苦手な人は、結論を最後に置きがちです。これを、結論を最初に置く順番に変えるだけで、伝わりやすさが大きく変わります。

その順番を型にしたのが、PREPです。

  • P(Point):結論・要点
  • R(Reason):その理由
  • E(Example):具体例・裏づけ
  • P(Point):もう一度、結論・次のお願い

「結論 → 理由 → 具体例 → 結論」の順に並べるだけ。特別な話術はいりません。順番を先に決めておくことが、苦手意識をなくす近道です。

前提・用語

  • 対象:上司や先輩への口頭・チャット・メールでの短い報告
  • 対象外:長時間のプレゼン、企画提案の資料づくり、心理学的な理論の解説
  • やさしい用語説明:
    • PREP(プレップ):Point(結論)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(結論)の頭文字をとった、説明の順番の型。ビジネスの報告・説明で広く使われています。
    • 結論ファースト:いちばん伝えたいこと(結論)を最初に言う話し方のこと。

なぜ報告は伝わりにくくなるのか

報告が長くなる人には、共通のクセがあります。それは、起きたことを時間の順に、最初から全部話そうとすることです。

たとえば「今日、A社さんに電話して、担当の方が不在で、折り返しをもらって、それで……」と経緯から話し始めると、聞き手は「結局どうなったのか」が最後まで分かりません。上司が知りたいのは、多くの場合まず**結論(どうなったか・どうしたいか)**です。

報告が苦手なのは、内容が悪いからではなく、相手が先に知りたい順番と、話す順番がずれているからです。この順番を直すのがPREPです。

PREPの4つの要素

PREPは、次の4つを順番に並べるだけです。

P(Point):結論・要点

いちばん伝えたいことを、最初に短く言います。「〜の件、○○になりました」「○○について、ご相談です」など、1文で結論を示します。

R(Reason):理由

なぜその結論なのか、理由を続けます。「理由は2つあります」のように数を先に言うと、聞き手が身構えやすくなります。

E(Example):具体例・裏づけ

理由を裏づける、具体的な事実・数字・出来事を示します。ここで初めて、経緯や細かい情報を出します。

P(Point):もう一度、結論・次のお願い

最後に結論をもう一度示し、相手にしてほしいこと(判断・承認・アドバイスなど)を明確にします。「つきましては、○○の判断をお願いできますでしょうか」で締めると、相手が次に動きやすくなります。

そのまま使える報告テンプレート(穴埋め式)

次の空欄を埋めるだけで、PREPの順に並んだ報告になります。口頭でもチャットでもメールでも使えます。

【結論】 ◯◯の件、____になりました(____をご相談したいです)。【理由】 理由は_つあります。 1つ目は____だからです。 (2つ目は____だからです。)【具体例・状況】 具体的には、____という状況です。 (数字や日付があれば入れる:____)【結論・お願い】 以上から、____と考えています。 つきましては、____をお願いできますでしょうか。

すべての欄を埋める必要はありません。単純な報告なら「結論」と「具体例」だけでも十分です。まず結論から言う、これだけを守れば形になります。

ビフォーアフターの例文(架空例)

同じ内容でも、順番を変えるだけで伝わり方が変わります。次はすべて架空の例です。

ビフォー(経緯から話す)

今日、架空の取引先B社さんに見積もりの件で連絡したんですが、担当の方が外出中で、午後に折り返しをいただいて、それで納期の話になって、B社さんの希望が来月末で、こちらの想定より少し早くて、それで調整が必要かもしれなくて……

聞き手は「で、どうなった?何をすればいい?」と感じてしまいます。

アフター(PREPの順)

【結論】 B社さんの見積もりの件、納期の再調整をご相談したいです。 【理由】 B社さんの希望納期が来月末で、こちらの現在の想定より2週間早いためです。 【具体例】 本日午後の電話で、B社さんから「来月末に間に合わせたい」と伺いました。現状の生産計画だと、最短で再来月の第1週です。 【お願い】 増産で対応するか、納期を交渉するか、方針をご判断いただけますでしょうか。

内容は同じでも、上司は最初の一文で「何の話で、何を求められているか」が分かります。

ChatGPTでPREPの報告を練習する(任意)

「型は分かったけれど、自分の言葉だとうまく並べられない」というときは、AIに添削してもらうと練習になります。勤務先などで利用が認められたAIチャットでも練習できます。

ただし、会社の実際の情報は入力しないでください。練習は、社名・個人名・数字を架空に置き換えた例で行います。この考え方は、関連記事「会社の情報を生成AIへ入れてよい?初心者向け安全チェック」で詳しく説明しています。

練習用プロンプト(架空例)

次のメモを、PREP(結論→理由→具体例→結論)の順に並べた、上司への短い報告文に整えてください。条件:- 結論を最初に1文で示す- 理由は簡潔に- 最後に「お願いしたいこと」を明確にする- メモにない事実は追加しないメモ:架空のB社への見積もり連絡。希望納期が来月末で、想定より2週間早い。増産か納期交渉かの判断がほしい。

出てきた文章は、そのまま使わず、自分の言葉に直し、事実が合っているかを確認してから使ってください。AIは順番を整えるのが得意ですが、事実の正しさは自分で確かめる必要があります。文章を短く整える練習は、関連記事「ChatGPTで会社のメールを早く書く方法|匿名化した実例つき」も参考になります。

ありがちな失敗と直し方

ありがちな失敗直し方
経緯から話し始めてしまうまず結論の1文だけを先に言う
理由と具体例が混ざる「理由(なぜ)」と「具体例(事実・数字)」を分ける
結論で終わり、お願いがない最後に「何をしてほしいか」を1文足す
情報を全部盛り込む相手の判断に必要な事実だけに絞る
「たぶん」「思います」が多い事実と意見を分け、事実は言い切る

メリットとデメリット

PREPで報告するメリット

  • 上司が最初の一文で用件を把握でき、やり取りが短くなる
  • 「で、結論は?」と聞き返されにくくなる
  • 型があるので、緊張しても話す順番に迷わない
  • メール・チャット・口頭のどれにも使える

デメリット・注意点

  • 込み入った相談や、感情への配慮が必要な場面では、型だけでは不十分なことがあります
  • 結論を急ぐあまり、必要な背景を省きすぎないよう注意が必要です
  • 相手や場面によっては、先に一言ねぎらいや前置きを添えたほうがよい場合もあります

向いている人・向いていない場面

この型が向いている人

  • 報告が長い・要点が伝わらないと言われがちな人
  • 何から話せばいいか、毎回迷ってしまう人
  • 口頭が苦手で、チャットやメールの報告を整えたい人

型だけに頼らない方がよい場面

  • 相手の感情や事情への配慮が中心になる場面(謝罪や、相手が動揺しているときなど)
  • 結論がまだ出ておらず、一緒に考えてほしい相談(この場合は「相談したい」を結論にする)

よくある質問

Q1. どんな報告でもPREPを使うべきですか?

A. 短い事実の報告や、判断を仰ぐ報告にはよく合います。一方、謝罪や、相手の気持ちへの配慮が中心の場面では、型よりも相手への配慮を優先してください。「結論から」は基本ですが、唯一の正解ではありません。

Q2. 結論から話すと、冷たい印象になりませんか?

A. 一言の前置き(「ご相談です」「ご報告です」)を添えれば、冷たさは和らぎます。むしろ、要点がすぐ分かるほうが、相手の時間を尊重していると受け取られやすいです。

Q3. 話すのが苦手で、その場で組み立てられません。

A. 事前にテンプレートの空欄を埋めてメモにしておき、それを見ながら報告して構いません。慣れてくると、頭の中で順番を組めるようになります。まずはメールやチャットなど、書ける場面から始めるのがおすすめです。

Q4. AIに任せれば、報告文は完成しますか?

A. 順番を整える下書きには役立ちますが、そのままでは使えません。事実が正しいか、相手や状況に合った表現かは、自分で確認・修正する必要があります。AIは「型に沿った下書き係」と考えてください。

まとめ:今日は「結論を最初に1文」だけ試す

  • 報告が伝わりにくいのは、話す力ではなく順番の問題であることが多い
  • PREP(結論→理由→具体例→結論)の順に並べると、報告は伝わりやすくなる
  • 穴埋めテンプレートを使えば、その場で組み立てなくてもよい
  • AIで練習するときは、会社の実情報を入れず、架空例で行う
  • 型は便利だが、謝罪や配慮が必要な場面では相手への配慮を優先する

今日の一歩は、すべてを完璧にすることではありません。次の報告で、いちばん伝えたい結論を、最初の1文で言ってみる——それだけで十分です。慣れてきたら、理由と具体例を足していきましょう。

報告と同じく「短く整える」練習は、メール作成でも役立ちます。関連記事「ChatGPTで会社のメールを早く書く方法|匿名化した実例つき」もあわせてどうぞ。

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注意事項・免責

  • 本記事で紹介するPREPは、ビジネスの説明で広く使われる一般的な型の1つであり、あらゆる場面での最適解を保証するものではありません。相手・状況に合わせて調整してください。
  • 例文はすべて架空です。実在の企業・人物・案件とは関係ありません。
  • ChatGPTなどのAIで報告文を練習する際は、会社の機密情報・個人情報・認証情報を入力しないでください。AIの出力には誤りが含まれる場合があるため、事実は必ず自分で確認してください。
  • AIサービスの機能・利用条件は変更される場合があります。

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